2018.04.07
FIGARO JAPON
先日、雑誌を見ていました。
FIGARO JAPON
表紙はこんな感じでした。
パリ特集のようですな。と。
職業的に、毎回カバー写真のクレジットや紙面の気になったヘアスタイルの
クレジットなんかを自然とチェックしているのですが、
よくよく見ると、
表紙のクレジット。
coiffure=日本的感覚のhair
に。
なんか見たことある名前があるような!?
ASAMI MAEDA?麻美ちゃん!
麻美ちゃんには僕が主宰するプロジェクト、
TOUCHで度々ヘアスタイリストとしてお世話になってるのです。
海外で撮影している時にはだいたい彼女がヘアをやってくれているんです。
(彼女がいることで、いつも安心しつつその横で僕はビールを飲んじゃってる感じ)
彼女は、パリに住みパリで活躍していて、
いつもPARIS,NY,などの大きなコレクションのある時期には世界を飛び回るような、
毎度毎度、忙しいのに、いつも僕の誘いに快く(半ば無理やりに)参加してくれるとってもナイスな人なんです。
ちなみにこれは2年ほど前のCUBAでの麻美ちゃん。
確か、CUBAでは、僕が空港に着いたら迎えに行くからーと言っていた約束を、
前乗りでやっていた撮影で忘れてすっぽかし。。
思い出した頃にはCUBAに一人で無事に現れるようなパワフルな彼女。
ちなみに出会った瞬間、軽くしばかれた記憶がなんとなく。。。
それでも何があろうといつもこんな笑顔で素敵な麻美ちゃんなんです。
ちなみにTOUCHで一緒に撮影した、最初は彼女の住むパリ。
その時、空いた時間になんとなく、彼女の目標とか、なぜパリでやっているのかとか、
いろいろ聞いたんですが、
一つ強く覚えているのが、彼女の目標として、
日本(家族)を離れパリで活動しているし、ヘアスタイリスト、特にコレクションのヘアを担当することを仕事としているが、その活動の内容や、頑張りは、遠く離れた家族(特に両親)には伝わりにくいから、自分が勝負している仕事の事をわかりやすく理解してもらう為に、有名な雑誌の表紙を自分が手がけて、ちゃんとやっているよ!ってことを、まず親にそれを見てもらい安心させたいと言っていたこと。
確かに、僕も彼女のステージとは全然スケールは違うけど、同じ髪の毛を素敵にすることが目的に仕事として、若干特殊な世界でもあるので、なかなか家族(親)にまでは自分の活動の思いが伝わりにくいのはわかるので、それができたら本当にいいね。とか、本当にそれがやれたらいいねとか、そのぐらいに当時は思っていました。
そんな事があったので、FIGAROを見て。
なんだかすごく嬉しかったのです。
ずいぶん前の思い出なので、今、彼女のステージはもしかしたらもっと上がっていてFIGAROの表紙も通過点かもしれないし、変わってるかもしれないし、なんせ当時の僕はそんな彼女の言葉すらスッと受け入れる余裕もなく、ただただへーと思うしかないぐらいの次元だったので、この際いつもフラれるけども得意のしつこさで麻美ちゃんをデートに誘って近況を聞いてみよう。
近い存在の人が一つ一つ目標を現実化している様子を見て。
刺激を受けつつ、自分もパワーアップせねばと思ったとそんなお話でした。
身内の活躍を勝手にはしゃぐのもなんですが、いやー、しかし、表紙って凄いと思いません!
なんか、前回書いたベジフルファームさんもそうですし、
一緒にやっている人達の活躍がいちいちすごくて本当に負けてられないなと思う近頃です。
やるねーとは思いつつ、
まだまだ若者に負けへんで!と。
ミツモリの本気半分、ぼやき半分なお話でした。
是非 FIGARO JAPON 5月号を見てください!